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WTCC( World Touring Car Championship) ADVAN Racing RSII装着ロアル・モータースポーツ・シボレーを駆るトム・コロネル選手。第7戦 ポルトガル・ラウンドのレース1で今期2勝目!!

トム・コロネル選手自身が「日本は第二の故郷だ」と公言するほど、思い入れの強い日本でのWTCC第9戦が、9月3、4日にモテギ・サーキットで開催された。コロネル選手はもちろん、ロアル・モータースポーツとしても今年2勝の勢いそのままにジャパン・ラウンドに臨んだはずだった。ところが金曜日のフリー・プラクティス1回目、ロアル・モータースポーツ・DHL.・シボレーは、深刻なブレーキ・トラブルに見舞われてしまう。全開走行中だったトム・コロネル選手は、効きの悪いブレーキをシフトダウンによるエンジンブレーキで補い何とかクラッシュは免れたものの、そのシフトダウンの際にエンジンをオーバーレブさせてしまう。このオーバーレブがエンジンに致命的なダメージを与えてしまう。チームはフリー・プラクティス2回目をキャンセルし、エンジンの載せ換え作業に取り掛かる。
ロアル・モータースポーツは3時間でエンジン交換作業を完了し、土曜日の公式予選に備えた。が、交換作業自体はすばらしい仕事だったが、一点だけインタークーラーからのパイピングの固定が完全でなく、ターボからの過給がわずかにもれるトラブルが予選で発生してしまう。
これにより、トム・コロネル選手の予選タイムは計測車中最下位の18位で、Q1ノックアウト。非常に厳しい決勝日を迎えることになる。

第1、第2レースとも最後尾からのスタートとなったトム・コロネル選手。第1レースはWTCCならではの果敢なレース運びで3台を抜き去り、日本ラウンドにスポット参戦をした道上選手(ホンダ・シビック)を攻め立てる。上位陣の脱落もあり結局12位でフィニッシュ。ところがレース後に、スタートでのフライングを取られてしまい30秒加算のペナルティで18位となってしまう。まったくこの日本ではツキに見放されてしまった感じだ。第2レースも第1レースと同じようなレース展開で14位フィニッシュ。まったくもってフラストレーションの溜まるレースとなってしまった。

次は、9月24-25日のチャイナ(上海)・ラウンド。ADVAN Racing RSIIを履いたロアル・モータースポーツ・シボレー+トム・コロネル選手の巻き返しに乞うご期待!

Tom Coronel Web  http://www.tomcoronel.nl
Tom Coronel Youtube  https://www.youtube.com/tomcoronelracing
ADVAN Racing RSII装着 ロアルモータースポーツ・シボレー
ADVAN Racing RSII装着 ロアルモータースポーツ・シボレー
ADVAN Racing RSII装着 ロアルモータースポーツ・シボレー
ADVAN Racing RSII装着 ロアルモータースポーツ・シボレー
Yutubeチャンネル
Fightback races in Japan for Tom Coronel in the FIA WTCC race in Motegi
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