キャンセルになったタイ・ラウンドをスキップして、WTCC最終戦(第12戦)がカタールのロサイル・サーキットで11月26,27日に開催された。カタールでのレースの特徴は、何といってもナイトレースで開催されるということだ。照明に照らされたコースでのレースは、独特の雰囲気に包まれる。
さて予選は、トム・コロネル選手は13位。レース1でのリバースグリッドの恩恵を受けることができず、中団での混戦が予想される。
ロサイル・サーキットは真新しいモダンサーキットだが、ハイスピードコーナーが連続するオーバーテイクが難しいレイアウトであり、コロネル選手が駆るシボレーには正直向いていない。案の定、レース1,2とも接触、コースアウトするクルマが続発した。
結果から言えば、レース1は12位、レース2はポイントゲットの9位で今期最終レースをフィニッシュした。しかし今シーズンを振り返れば、優勝2回、2位以下で、シトロエンやホンダのワークス選手を除くプライベーターでは3位のポイントをゲットした。
トム・コロネル選手は、来シーズンもWTCCで走ることを熱望しており、ロアルモータースポーツも参戦継続を検討中である。もちろんそのときは、ADVAN RACING ホイールもしっかりその足元をサポートするつもりである。