YOKOHAMA WHEEL

4月27日に宮城県柴田郡のスポーツランドSUGOで「GAZOO Racing 86/BRZ Race」の第2戦が開催された。第2戦は予選、決勝と同日で行う1DAYとなり、27日当日は雲一つない快晴となり、気温も23度まで上がった。

開幕戦に続き、エントリーが50台と多く予選は２組に分けられた。1組目のトップは谷口信輝選手、2組目のトップは青木孝行選手と、共に「ADVAN Racing RZ」装着車がフロントを独占する結果となった。


予選から約３時間後に決勝を開始。フロントローの谷口信輝選手、青木孝行選手は、そのポジションをそのままキープし好調なスタート。トップの谷口選手は安定な走りを見せ、2LAP目には1.4秒の差から徐々にタイム差を広げ、独走態勢に入って行った。
2位争いを繰り広げている青木孝行選手、山野直也選手だが、1コーナー侵入でお互いが並ぶまでのバトルを繰り広げながらも、青木孝行選手が2位をキープ。その後ろには、後藤比東至選手、久保凛太郎選手、大西隆生選手、水谷大介選手の順で約0.5秒間隔でポジションをキープした状態となっていた。
7周目に入ったところで、車両横転のアクシデントが発生し、セーフティーカー導入となり、ポジションキープのまま周回が消化されて行く。10周目でレース再開となり、谷口信輝選手がまた独走態勢となる。一方青木孝行選手と山野直也選手が2位争いを繰り広げ、残り2周の11LAPで2位の座を山野直也選手に譲ってしまう。

谷口信輝選手はトップをキープしそのままチェッカーとなり、念願の初優勝を飾った。青木孝行選手は3位でチェッカーを受けた。


「GAZOO Racing 86/BRZ Race」はJAF公認のワンメイクレースで、ナンバー付きのレース参戦用車両TOYOTA 86「86Racing」とSUBARU BRZ「RA Racing」で競われる。今年は全10戦が予定されており、次回は第3戦は5月17日、18日に富士スピードウェイ開催となる。