YOKOHAMA WHEEL

2014年9月20日、21日の2日間、静岡県駿東郡小山町の富士スピードウェイで開催された「GAZOO Racing 86/BRZ Race」の第8戦が開催された。今回で3度目となる富士スピードウェイでの開催となったGAZOO Racing 86/BRZ Race 第8戦。今回も91台ものエントリー台数のため、予選、決勝共に2組に分けられる。

9月20日の肌寒い曇り空の中、定刻通り10:30より予選が開始され、1組目の予選では#962 織戸学選手が2’05.424秒でトップタイムをマーク、#82 谷口信輝選手も1組目でアタックを行うが、1度もクリアラップを取ることが出来ず、2’05.426と#962 織戸学選手との差が0.002秒と僅差で1組目2番手となった。
2組目は、#30 青木孝行選手が2’05.452秒でトップタイムをマークし予選が終了となった。

晴天となった決勝日。誰もが注目する中予定通り決勝が開催された。ポールポジションスタートとなった#962 織戸学選手は、スタート時のホイールスピンが多かったため、2番手の#30 青木孝行選手、3番手の #82 谷口信輝選手に1コーナーまでに抜かれ、3位に転落、2位に浮上した#82 谷口信輝選手が#30 青木孝行選手をコカコーラコーナーで抜き、トップに浮上し、徐々に2位を引き離し独走態勢に入る。その後ろでは、#30 青木孝行選手、#962 織戸学選手で2位争いを続け、４LAP目で#962 織戸学選手が、#30 青木孝行選手を抜き、2位に浮上した。その直後、100Rで接触により、セーフティーカーが導入となった。
各車タイム差が縮まり集会を重ねる中、7LAP目でリスタートが着られ、#82 谷口信輝選手、#962 織戸学選手とのトップ争いとなったが、そのままの順位で、#82 谷口信輝選手が4度目の優勝を果たし、0.6秒差で#962 織戸学選手が2位でチェッカーを受けた。

この第8戦の結果により、#82 谷口信輝選手の2014年シリーズチャンピオンも確定となった。





GAZOO Racing 86/BRZ Race 第9戦は、10月12日(日)にオートポリスで開催される。