GAZOO Racing 86/BRZ Race 2016 第6戦 富士スピードウェイ レポート
2016年9月3日、静岡県駿東郡小山町の富士スピードウェイで「GAZOO Racing 86/BRZ Race プロフェッショナルシリーズ」第6戦が開催された。
7月に開催予定の第5戦オートポリスは震災の影響により中止となり、第4戦富士から3ヶ月ぶりの開催となった第6戦。今回もスーパー耐久との併催となり、スーパー耐久の決勝は9時間のレースとなるため、本来予選日である土曜日にクラブマン、プロクラス共に1日で予選・決勝と開催となった。
この第6戦では、プロフェッショナルシリーズで43台、クラブマンシリーズで81台の合計124台のエントリーとなった。
予選
晴天で気温が上昇する中、9:20より予選開始。各車両一斉にコースインし、最初に1番手のタイムを出したのが、#202蒲生尚弥選手が2’05.749をマークするがその後#34佐々木雅弘が2’05.097マークし、トップとなる。その後ADVAN Racing RZ for 86 Race装着車の#31青木孝行選手が 2’05.379で2番手となる。#1谷口信輝選手のはタイムが伸びず、2’06.343で11番手となり、その後各車タイムを更新し16番手となってしまった。また、#85織戸学選手も20番手から順位を上げることが出来ず、前回の第4戦でのペナルティもあり10グリッド降格の30番手となり予選が終了となった。
ADVAN Racing RZ for 86 Race装着車予選結果
2.#31青木孝行選手 2’05.379
7.#312 松本晴彦選手 2’05.886
16.#1 谷口信輝選手 2’06.434
30.#85 織戸学選手 2’06.522
決勝
天気予報は雨と予想されていたにも関わらず、曇りで路面はドライ。各車一斉にスタートし、最初の1コーナーでアクシデントが発生した。外側から1コーナーを進入し始めた2番手スタートの#31青木孝行選手が後方から衝突されスピンし、その直後に後続車にも衝突され、コースをふさぐ形となってしまった。これによりセーフティーカーが入り、4周目にリスタートとなり、残り6周でのレースとなりレース再開。#34佐々木雅弘選手は順調にトップをキープ。
ADVAN Racing RZ for 86 Race装着車予選結果では #1 谷口信輝(YH) 選手は最初のアクシデントで一つ順位を落とし17番手となるが、その後14番手まで順位を上げる。#85 織戸学(YH)選手は30番手から12台も交わし、18番手まで順位を上げる。そこから順位を変えることも無くチェッカーとなり第6戦が終了となった。
しかし、今回のレースはここで終わらなかった。13台もの選手がクラッシュ直後の黄旗追い越しによる40秒加算のペナルティとなった。
ADVAN Racing RZ for 86 Race装着車決勝結果
8.#312 松本晴彦選手 2’05.886
27.#1 谷口信輝選手 2’06.434
31.#85 織戸学選手 2’06.522